2025/05/22 15:11



こんにちは、CAiCAの若松です!いつもCAiCAをご愛顧いただきありがとうございます。


本日はカスタムシューズのご紹介です。



アッパーはジャーマントレーナーなのですが、ドイツ軍のトレーニングシューズとして普及するようになった初期の1960年代製のもの。


今から60年程前の個体と考えると奇跡的な状態の良さで希少なアイテム。


ジャーマントレーナーはスニーカーとして長年愛されていると思いますが、この時代のアッパーデザインはもはや革靴で、品格すら漂います。



ソールは経年劣化により崩れていたためカスタム。


アウトソールには、タイヤ(やグルメガイド)でお馴染みのミシュラン社製のラバーソールを採用。


タイヤメーカーとしての知見を活かして作られたソールは高いグリップ性が特徴で、他ラバーソールと比較すると柔軟性もあり歩行性も抜群。


底面の外に流れるような凹凸デザインは、異物を詰まりにくくしてソールを長持ちさせるようです。



革靴でよく見られるマッケイ製法でカスタムしているため、ソールが擦り減った際にはオールソール交換も可能です。


例えばレザーソールにカスタムするも良し。


今後のソール交換次第で様々な表情を見せてくれそうです。



【商品ページ】https://slaboratory.theshop.jp/items/108535953


自分がリメイクする靴は、もちろん販売するために制作していて、お客様に喜んでいただけたらそれが一番なのですが、自分が履きたいなぁと毎度思います。


アッパーが探してもなかなか見つからない個体という点も相まって、この靴に関しては特にその思いが強いので、売れなかったら私物にします(笑)